JR西日本より、山陽本線山口エリアへ新型車両導入が発表されました。227系近郊形直流電車をベースとした新しい車両とのことで、ニュースリリースの完成予想イラストを見たところ、車両外観と内装は広島・岡山地区の227系がベースとなっていました。新形式が起こされるのか、仮に227系だと番台区分はどうなるのか興味のあるところです。
2026年度以降に順次導入予定とされており、初回は2連3本と3連6本の計24両が導入される計画になっています。
デザインコンセプトは「維新の陽光(いしんのようこう)」で、ドラスティックに物事が変わる山口の夜明け前のDNA:維新の イメージを夜明け前の漆黒と差し込む光の金色で表現されます。黒×金色のシンボルカラーにより、沿線の幻想的な光(秋芳洞/錦帯橋のライトアップ/周南の夜景)、SLやまぐち号にも通じる重厚な品格が表現されます。
車両愛称名は「Kizashi」(きざし)で、古語において「山口」という言葉は、「物事の始まり」や「前兆」を意味したといいます。新しい車両の導入が、山口エリアに新たな変革をもたらしていくように、また人々の暮らしや旅に良いことが起こっていくように、その「きざし」となる思いがこめられています。
ご参考:
山陽本線(山口エリア)への新しい車両の導入について(JR西日本公式サイト内ニュースリリースより PDF)